みなさんこんにちは!
管理栄養士の木村です。
もう桜が散ってしまいましたが、まだまだ寒い日が
続いたりしていますね。
みなさん体調管理にお気を付けください。
さて、今回は歯の着色についてお話します。
歯の着色を気にされている方は多いのではないでしょうか。
歯が着色してしまう原因はいろいろとありますが、
食べ物が原因の場合もあります。
食べ物が原因ということは知っている方も多いと思いますが、
具体的にどのような食べ物が着色に繋がるのかご紹介します。
まず、歯の着色となる汚れは「ステイン」と言います。
一般的な黄色い汚れはこれにあたります。
ステインとは食べ物に含まれている成分が唾液中のたんぱく質と
結合してできるものです。
これが歯の着色となってしまいます。
〔歯の着色の原因となる食べ物〕
①ベリー類やワイン
ベリー類やワインに含まれる「ポリフェノール」という
成分が着色の原因となってしまうのは聞いたことがある
方も多いのではないかと思います。ポリフェノールは体には
良いものですが、歯の着色を考えると摂りすぎには注意すべき
ものかと思います。ちなみにワインは赤だけでなく、白にも
着色の原因となるタンニンが含まれているので気をつけましょう。
②コーヒーやお茶・紅茶
これも皆さんご存知の方が多いかと思います。
先ほども少し出ましたが「タンニン」という成分が
含まれており、これが着色の原因となります。
食器につく茶渋を想像してもらえば分かりやすいと思います。
食器ではなく歯に付くと着色となってしまいます。
③調味料
カレーに含まれるターメリックが着色しやすそうなのは
想像できると思いますが、ケチャップや醤油、味噌なども
着色の原因となります。基本的に色の濃いものが着色に繋がると
覚えておくと良いと思います。
④酸度の高い食べ物
直接着色の原因となるわけではありませんが、酸度が高いものは
歯のエナメル質をとかしてしまいます。そうなると歯の表面が
荒れてしまい、そこに着色が付きやすくなってしまいます。
柑橘系のものやお酢、梅干しなどや飲み物だと炭酸飲料やアルコール
スポーツドリンクなどが酸度が高いものです。
ここまで着色しやすい食べ物を紹介してきましたが、なかなか
食べるのを避けるのは難しいですよね。そこでこれらを食べる時の
注意点は
・食べる前に水を1杯飲む
・食べた後は歯を磨くか口をゆすぐ
です。食べたら歯を磨くは分かりやすいと思いますが、口の中が
乾燥していると着色しやすいので、食べる前に口の中を潤すのも
大事です。
もしご自身で気を付けていても着色が気になる場合は、
歯科医院で専門的な器具を使って取ってもらうのも良いと
思います。
当院ではホワイトニングも行っているのでもし気になられたら
ご予約お待ちしております。