こんにちは、あさの歯科クリニック歯科衛生士の梅村です。
秋も深まり、日も短くなってまいりました。
皆さんは、もう少し歯が白ければ、昔はもっと歯が白かったはずなのになどと思ったことはありませんか?
そういった歯の変色にはさまざまな原因があります。
・コーヒー、お茶、タバコ等による変色
(色素が内部まで取り込まれることによって、歯が黄色く見えてしまうことがあります)
・加齢による変色
(年齢を重ねるに従って、人の歯は自然と黄色く変色してきてしまいます)
・全身疾患に由来する変色
(赤ちゃんがお腹にいる時期に母親が服用した抗生物質や過剰に摂取したフッ素などの影響により歯が変色してしまうことがあります)
これらによって変色してしまった歯を原因に応じて適切な方法で歯を白くする方法を検討します。
その中の1つにホワイトニングがあります。
当院ではホームホワイトニングを取り入れております。
ホームホワイトニングとは、歯科医院にて歯列にあったマウストレーを作製し。あとはご自宅でマウストレーにホワイトニングジェルを塗布し、決まった時間、継続的に装着して行うホワイトニングです。
歯が白くなるメカニズムですが、歯が変色している状態の時は歯の内部の色素が多く、歯が黄色く見えています。そこにホワイトニングジェルを塗布することによって徐々に内部まで染み込んでいき、ホワイトニングジェルに含まれる過酸化尿素により、歯を痛めることなく内部の色素を細かく分解していきます。
徐々に色素が減っていき透明感のある白い歯になっていきます。
ホワイトニングは歯を痛めるという情報をインターネット等で見かけることもありますが、そういった心配はありません。
ホームホワイトニングで使用されている過酸化尿素は分解すると酸素を発生させるため、アメリカでは1960年代から歯周疾患の原因菌である嫌気性菌を殺菌する目的で、歯周疾患の治療薬として使用されており、近年ではホワイトニングは虫歯予防の効果もあることがわかってきています。
ホワイトニングジェルのリスクもコーラを飲んだ時と同程度です。
加えて、ホワイトニングを行う前に大切なのが歯のクリーニングです。
なぜ大切なのかというと、歯の表面に付着している歯石やステインといった汚れがホワイトニングの効果を阻害するためホワイトニングを始める前に除去しておくことが必要になります。なので、ホワイトニング後にもホワイトニングで獲得した歯の白さを維持させる為には、定期的にメインテナンスを受けクリーニングや色戻りしてきていないかを、歯科医院でチェックしていくことで白さを保っていくことが出来ます。当院ではメインテナンスの間隔を3か月~6か月をおすすめしております。
ホワイトニングにご興味ある方は是非スタッフにお気軽にご相談下さい。